帝王賞反省会【大荒れ】
【前回の予想】
前回のブログで帝王賞の予想をしました。このブログを読む前にこちらを見て頂けると嬉しいです。
https://barbarianking.hatenablog.com/entry/2021/06/30/160130
【結果】
2着 11 ノンコノユメ 真島大輔 (10人気/134.2倍)
3着 13 クリンチャー C.ルメール (6人気/10.4倍)
【馬券と払い戻し】
【レースの振り返り】
まさか1,2,3番人気が全て馬券外に飛ぶとは…
まずは一番人気、オメガパフュームについての評価を。
スタートからずっと外々を回る競馬、直線での伸びを欠き、勝ち馬から1.1秒離された5着に敗れた。安田翔伍調教師(栗東)は自身のSNSで「落ち着きすぎていた」と語っている。一昨年と昨年の帝王賞は5月に一戦叩いてからの参戦でしたから、今回は万全の状態とえる状態ではなかったのではないでしょうか。それにしても安定した成績を誇る本馬ですから、次走での扱いには少し注意していきたいです。
続いて2番人気、チュウワウィザードについて。
勝ち馬から1.3秒差の6着に敗れた。前回のブログでも書いたとおり、やはりドバイでの激走というのは響いた結果という感じではないでしょうか。次走は秋になると思いますが、力がある馬なのでいつも通りのパフォーマンスに期待したいです。
3番人気、カジノフォンテンについて。
今回は人気を背負ってのレースで、前走に比べるとメンバーのレベルも高くなるということで楽な逃げは出来ないと前回のブログでは挙げさせてもらいました。道中は外にいるダノンファラオにマークされている状況が続き、やはり楽に逃げさせてはもらえなかったという点が敗因に挙げられるのではないでしょうか。鞍上の張田騎手は「暑さに弱い」と語っており、これまでの敗戦も5~7月に集中していることからも、暑さというのは今回の敗戦の大きな要因となっていると考えます。秋に期待です。
以上、私が買い目として挙げた競走馬についての評価です。
続いて、1~3着の競走馬についての評価です。
1着、テーオーケインズ。
穴として買いたい馬として挙げさせてもらった馬ですが、レースのレベルが高いことから、買い目には入れていませんでした。4番人気での勝利、新たなダート路線のスターとして名乗りを上げました。東京大賞典6着のあとOP、G3を連勝し、しっかりと力をつけてきたといえるでしょう。レースでは内側、カジノフォンテンの後ろにつけ、直線に向いてからは最内を突くレース。松山騎手の好機上が光ったレースでした。
2着、ノンコノユメ。この馬は中央のG1を制している馬だが、前走、前々走では馬券外に負けている。今回はテーオーケインズの後ろの位置取りで、直線で大外に出し差してきた。真島騎手の好騎乗だったと言えるだろう。
3着、クリンチャー。
G3を2連勝しての帝王賞への参戦ですから、当然人気サイドになりました。3着に残ったということはまだまだ走れる力があるということでしょう。今後にも期待です。