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帝王賞予想【上半期ダート路線の集大成、ダート最強馬決定戦】

6/30(水)に開催されるJpn1帝王賞の予想をしていこうと思います。

 

中央、地方勢ともに有力馬が多く集まった今年の帝王賞、3強ムードが漂う中、待ったをかける馬が果たしているのか、考察していきます。

 

コンディション

6/30 12時時点での天候は曇り、馬場は重。晴れる予報は無いため、重馬場での開催が予想される。

 

レース概要

大井競馬場の右外回り2000mで行われる本レース。同じ舞台では東京ダービー東京大賞典などのレースが行われている。ターンは4回、最後の直線が386mと地方の競馬場では最長となっている。

 

枠順・出馬表

1 1 ヒカリオーソ 山崎誠士 57.0

2 2 モンゲートラオ 矢野貴之 57.0

3 3 ミューチャリー 御神本訓史 57.0

4 4 テーオーケインズ 松山弘平 57.0

4 5 カジノフォンテン 張田昂 57.0

5 6 ダノンファラオ 川田将雅 57.0

5 7 チュウワウィザード 戸崎圭太 57.0

6 8 オメガパフューム M.デムーロ 57.0

6 9 フレアリングダイヤ 和田譲治 57.0

7 10 オーヴェルニュ 福永祐一 57.0

7 11 ノンコノユメ 真島大輔 57.0

8 12 マルシュロレーヌ 森泰斗 55.0

8 13 クリンチャー C.ルメール 57.0

 

傾向

これまでの帝王賞の結果から見ると、地方馬にとって中央勢の壁というのは少し高いように感じる。過去10年で地方所属の競走馬が3着以内に好走したのは、ハッピースプリント(2015年、5番人気)、ノンコノユメ(2019、8番人気)。ノンコノユメは、2018年のフェブラリーS勝ち馬で、中央から地方への移籍初年度での好走であり、実力に対してやや過小評価であったと言える。ハッピースプリント川崎記念で3着に好走した後の5番人気での好走であり、実力通りの結果であると言えるだろう。

2桁人気での好走は過去10年では1度も無く、大穴が空く結果の期待は薄い。

さらに、地方所属の競走馬の勝利は2010年のフリオーソを最後に達成されていない。しかし、出走馬であるカジノフォンテンは今年に入ってからG1を2連勝しているため、11年振りの地方馬の勝利が期待される。

過去10年の結果を見ると、1番人気の信用度は高い。2019年のインティを除き、全て馬券内へと沈むという結果には至っていない。

今回の帝王賞では、オメガパフュームが1番人気になると想定される。オメガパフュームの大井2000mの成績は、(4-3-0-0)。連対率は100%であり、抜群の相性であるといえるため、逆らう事はやめておきたい。

 

予想

◎8 オメガパフューム(父スウェプトオーヴァーボード 母オメガフレグランス 母父ゴールドアリュール)

言わずと知れた大井巧者。前述の通り、連対率100%を記録しており、抜群の安定感である。今回も1番人気が想定されており、軸にも最適であると考える。

〇7 チュウワウィザード(父キングカメハメハ 母チュウワブロッサ厶 母父デュランダル)

大井2000mでの成績は(0-1-3-0)。なかなか勝ちきれないという印象ではあるが、先着した馬はクリソベリルとオメガパフューム。今回はクリソベリルは不在。オメガパフュームとの対戦は2020年のJBCクラシック以来であり、先着することは出来ていない。しかし、2020年のチャンピオンズCではゴールドドリーム、インティ、クリソベリル、モズアスコットなどの強豪を退けての中央G1初勝利。ドバイワールドカップでは1着には離されたものの、世界の強豪相手に非常に価値のある2着に好走した。順調に力をつけ、今が充実期であると言えるだろう。ドバイ遠征明けであることから、2番手の評価とした。

▲5 カジノフォンテン(父カジノドライヴジーナフォンテン 母父ベストタイアップ)

突如覚醒した地方の雄。2020年暮れの東京大賞典ではオメガパフュームに敗れたものの、タイム差なし、クビ差決着での2着。9番人気での好走であり、このパフォーマンスには驚いた人も多いだろう。年明けの川崎記念では前走の競馬が評価され4番人気、見事オメガパフュームを退けてのG1初勝利となった。船橋での重賞を挟んでの前走のかしわ記念では2番人気での勝利。地元でのG1勝利を見事に飾った。しかし、1番人気のカフェファラオ、3番人気のタイムフライヤーが着外に飛んでいることを見てもレースのレベルは高くなかったと言えるだろう。川崎記念での勝利は4番人気で、穴人気での勝利と言える。2番人気での出走が想定される今回、当然マークは厳しくなって来る上に、オメガパフュームもカジノフォンテンを見ながらの競馬となるため、川崎記念かしわ記念のような競馬が出来るとは考えにくい。だが、G1を2連勝している実力は本物である。よって、3番手評価とする。オメガパフューム、チュウワウィザードといった大井巧者相手にどんな競馬が出来るのか、楽しみである。

 

以上、私が購入しようと考えている競走馬の考察です。普段は3連複や3連単を広く買う買い方をしますが、上位人気の安定感が抜群である以上、3連系での高配当は期待できないため、少額、馬連での勝負をします。

馬連 7-8,5-8 各1000円ずつ。

14時半の時点でのオッズが、5-8が4.9倍、7-8が5.9倍となっており、最低でも2000円勝ちが計算できる。

 

以上が私の本予想となるのですが、穴馬を狙う場合の狙いたい馬の考察をしていきます。

3 ミューチャリー

前走同舞台の大井記念を上がり最速での勝利。昨年の東京大賞典では5着に敗れては居るが、勝ち馬から0.2秒差しか離されていない。あまり穴人気しないのであれば狙いたい1頭。

4 テオーケインズ

前年の東京大賞典では勝ち馬から0.2秒差しか離されていない。OP、G3をしっかり勝ち切り、力をつけてきたといえる。まだ4歳、上昇気流に乗れるか。

10 オーヴェルニュ

前走の平安Sでは重賞馬相手に2着に6馬身差の圧勝。重賞初勝利を飾った。距離にも問題は無さそう。一線級との勝負は初めてという点では少し不安か。

12マルシュロレーヌ

前走の平安Sは+15kg、余裕を残しての出走だった。大井での重賞を3勝しており、昨年のJBCでは3着に好走した。あまり人気しないようなら買い目に加えたい。

 

以上が今回の予想です。血統重視の予想と言いたながらあまり血統についてくわしく触れることが出来なかったので、次回からは血統についての話も混じえて予想していきます。